ハバネロの悪夢

ハバネロの思い出

産直で激辛唐辛子
ハバネロを見かけて
悪夢を思い出しました
あれは11年前の夏。
(以下回想)
産直で朱色と紅色の実を見つけた。
大きさはピンポン玉くらい。
ハバネロ、南米産の唐辛子。
ジョロキアに奪われるまで
世界一辛い唐辛子の座に君臨。
ハバネロは矢巾町産。
これを2個もらってきたのが
悲劇の始まり。
形は小型のピーマン笑顔。
色も可愛らしいハート。
細切りにして豚肉と炒めてたら
美味しそうで笑みがこぼれる。
味付けはオイスターソース。
ちょっとパンチの効いた
チンジャオニューロースー。
ということで、家に帰り台所に。
まず、ハバネロの種を取るために
半分にカット。
ここで、微妙な異変が。
指先が熱い気がしたのです。
しかし、頭が食欲でいっぱいの私は
その予兆を無視してしまうことに。
さらに、半分にした
ハバネロを小さめにカット。
次の手順に移ろうとしたときです。
目が熱い。とういより、激しい痛みと涙。
きっと、無意識うちに目を擦ったときに
ハバネロの成分が目に入ったに違いない。
目の痛みと涙に続き、鼻水も出てきた。
急いでティシュで鼻をかむと今度は
鼻の粘膜まで熱い。続いて、痛みも。
さらに、なんと。
指と爪の間も熱い。痛い。
これをチンジャオニューロースーに
入れるととんでもないことになりそう。
そのままハバネロを
断念すればよかったのに、
せっかく切ったのだから
捨てるのはモッタイナイ
などと思ったのが更なる惨劇に。
ハバネロだけを火を通してみることに。
サラダオイルを入れたフライパンを熱くし、
カットしたハバネロを入れる、
その瞬間に台所の空気が毒ガスに。
まるで、ナチスドイツのマスタードガス。
呼吸が苦しくなり、目や鼻の痛みが倍増。
せきも止まらない。
このまま、台所にいると呼吸が困難になり、
冗談ではなく生命の危険性も。
急いで、台所から走って避難。
これ以上被害を拡大させないために
また、指先の痛みを消し去るために
石鹸で手をよく洗う。
それから、鼻も痛いので顔も洗う。
ところが、指先の痛みは取れない。
というより、顔全体が痛い。
ハバネロ成分は石鹸などと言う
軟弱ななものなど
ものともせずどんどん
拡散してゆくのだ。
手も足も出ないとはこのこと。
ということで、この日の夕食は
たまごかけご飯にごはん。
翌朝、鏡で観ると目は充血。
指先もまだ痛い。
興味本位でハバネロをためしてみると、
悲劇が待ち受けているということを
身をもって実感。
試してみるときは滅菌施設に加えて
調理用ゴム手袋とマスクとゴーグルがお勧め。